写真提供:オオツカ熱帯魚
クラウンローチ
学名
Chromobotia macracanthus
(旧Botia macracanthus)
分 布 | インドネシア(スマトラ、ボルネオ) |
サイズ | 最大30センチ(水槽下では15センチ程度) |
水 温 | 25-30℃ |
水 質 | 6.0-8.0 |
水 槽 | 60ー90cm |
飼育法 | Botia属の中で大型になる種で、天然下では30cmを超える場合もある。 また飼育下でも広い水槽で充分に栄養を与えられれば大きく成長する。 Botia属の中では比較的温和だが、大きくなれば同種・他種と軽い小競り合いになる場合もある。 但し普段は群れで生活しているので、単独よりも圧倒的に複数で飼った方が調子が良い。 飼育には土管などの隠れ家を用意してやること。 餌は与えれば何でもよく食べる。 水槽の底で生活するので底に沈む錠剤状の餌や冷凍アカムシを撒いてやるなど工夫する。 個体のサイズによっては小魚を捕食してしまうケースもあるようである。 鮮やかなストライプ模様が人気で古くから人気が高く、最もポピュラーな熱帯魚の1種と言えよう。 強烈な歯を持っているため、大型になった個体に噛まれると相当な出血をともなう。 比較的白点病に弱い面があるため、急激な温度や水質の変化には注意が必要。 導入時などは丹念な水あわせを行うこと。 丈夫で長生きである。 飼育の難易度よりも多種が絶滅するような環境でも唯一生存するため、持て余してしまう人が多いのが残念である。 |