写真提供:オオツカ熱帯魚

コリドラス・アエネウス
学名
Corydoras aeneus
分 布  ベネゼエラ、ボリビア
サイズ 5~7センチ
水 温22-28℃
水 質6.0-7.5
水 槽30cm以上
飼育法今から200年以上前、1794年にドイツの学者、ブロッホ博士によって発見された“鎧のような鱗を持つ魚”がコリドラスの起源である。
コリドラスとはカリクティス科カリクティス亜科コリドラス属に分類され、南米に広く分布するナマズの仲間である。
その種類は非常に多く、一口にコリドラスと言っても大きさや模様、体型など様々である。
上記写真のアエネウスは、東南アジアでも盛んに養殖されているポピュラーな種で、安価で丈夫であり飼いやすい。
性格は非常におとなしく、底面で生活するため他魚との協調性が高く、古くからコミュニティ水槽で飼育される事が多かった。
その性質ゆえ「掃除屋さん」として飼われることが多いが、実は非常に大食漢であり、残餌程度では圧倒的に餌不足である。
餌は配合飼料を中心に活餌も与える。
イトミミズ、ブラインシュリンプ(冷凍でも可)は特に好むので、バランスよく与えるのが良いだろう。
またコリドラスはナマズであっても昼行性であるので、餌は必ず明るいうちに与える事。
水温は25℃前後を好み、高水温には弱い。
夏場の対応は定期的な換水とエアレーションを施す。
単独よりも同種を複数で飼ってやる方が断然調子が良いので、導入の際には5匹ほどまとめて入れるようにしたい。
注意点コリドラスには胸ビレに毒があり、手で持った時に刺される可能性がある。
種類によっても毒の強弱は様々なようで、刺された場合、手が痺れたり痛みが一日中続いたりするようなので十分注意すること。
丸のみしてしまう魚とも当然混泳は避けた方がよい。